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レジャー施設の近くって本当に地価が高いの?
2025年07月01日
こんにちは、安達不動産鑑定調査です。7月に入り、各地で夏のレジャーシーズンが本格化しています。海水浴場、花火大会、避暑地、高原リゾート地など、人気の観光地やレジャースポットに人が集まる時期ですね。
さて、こんな質問を受けることがあります:
「観光客が多いエリアって、やっぱり地価も高いんですか?」
答えは、一概には言えません。今回は、鑑定士の視点から、「レジャー施設の近くにある土地の地価」は実際にどうなのか?をお話しします。

観光地=高額地価とは限らない
例えば「熱海」「箱根」「軽井沢」など有名観光地の駅前は、確かに地価が高く推移していますが、駅から離れたエリア
季節限定で賑わうだけの場所
インフラ(道路、水道など)が整っていない地域
などでは、必ずしも高い地価になるわけではありません。
特に、夏だけ賑わう海水浴場や、年に1度の花火大会会場周辺などでは、普段の土地利用が限定的なため、鑑定評価上も大きなプラス要因とはならないことがあります。
地価に影響しやすいレジャー要素とは?
以下のようなケースでは、地価への影響が現れやすくなります:年間を通じて集客があるテーマパークや温泉地
交通利便性の高い観光地(駅近・高速IC付近)
周辺に宿泊施設や商業施設が連携して発展している地域
地元住民の生活にもプラスとなるインフラ整備がある場合
つまり、「レジャー+生活圏としての価値」が合わさることで、安定的な地価形成につながります。
鑑定評価ではどう見る?
私たち不動産鑑定士が評価する際には、
用途地域・建ぺい率・容積率
実際の土地利用状況や需給関係
その土地が経済的に合理的に利用されているか
といった観点から価値を判断します。
レジャー施設の近くだからといって単純に「地価が高くなる」とは評価しません。 一方で、長期的に土地利用の需要が見込まれる場合は、プラス要因としてしっかり考慮されます。
まとめ:土地の価値は“観光客の多さ”だけでは測れない
レジャー施設が近くにあっても、実際の土地の価値は立地条件や需給バランス、利用の継続性に大きく左右されます。
「土地の評価って難しい…」と思われるかもしれませんが、鑑定評価は“多角的に見る”ことが大切です。
もし、所有している土地や相続予定の土地について「価値があるのかどうか分からない」「どう評価されるか知りたい」と思われたら、お気軽にご相談くださいね。
土地の専門家として、正確で公平な評価をご提供いたします。
7月は不動産鑑定のご相談も増える時期です。夏の移動や帰省のタイミングで、ぜひ一度ご家族と土地のことを話し合ってみてはいかがでしょうか?
安達不動産鑑定調査
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