事務所・コンサルオフィスが5店舗。土地建物のことならお任せください

株式会社安達不動産鑑定調査

安達土地家屋調査士事務所
BLOG

ブログ

雨の日に考えたい、土地の“リスク評価”ってなに?

2025年06月01日

こんにちは、安達不動産鑑定調査です!

6月、梅雨に入り、雨の日が続く季節になりました。
そんなときにふと気になるのが「土地の安全性」や「災害リスク」ではないでしょうか。

「大雨が続いたけど、うちの土地は大丈夫?」
「最近、ハザードマップで“浸水区域”って出ててちょっと不安…」
こんな声を、私たち不動産鑑定士もよく耳にします。


土地の「リスク」は価格にも影響する

不動産の価格は「立地」や「広さ」だけで決まるわけではありません。
実は「災害リスク」も、土地の価値を決める大きな要素の一つです。

たとえば――

ハザードマップで浸水想定エリアにある土地

軟弱地盤で地震の揺れが大きい地域

土砂災害警戒区域内にある傾斜地

こうしたリスクがある場合、買い手から見れば「安心して住めるかどうか」は重要な判断材料になります。
その結果、実勢価格や鑑定評価額にも影響が出ることがあるのです。


鑑定評価でリスクはどう見られる?

不動産鑑定評価では、こうしたリスクを「地域要因」「個別要因」として分析します。
その土地が持つマイナス要素をどれくらい価格に反映すべきかを、
地元の取引事例や公的データと照らし合わせながら判断していきます。

つまり、「リスク=すぐに安くなる」というわけではなく、
その影響の程度を“公平に”評価するのが不動産鑑定士の役割なのです。


雨の日だからこそ、気づけることも

普段は気にならなかった土地の水はけや、近隣との高低差など、
雨の日には“リスクのヒント”が見えやすくなります。

この機会に、ご自宅や相続予定の土地、所有している不動産などについて、
「この土地って安全なのかな?」と立ち止まってみるのはいかがでしょうか。


最後に

不動産の価値は「数字」だけで決まりません。
そこに暮らす人にとっての「安心・安全」も、大切な価値の一部です。

もし土地のリスクについて気になることがあれば、
不動産鑑定士にぜひご相談ください。
梅雨の時期こそ、資産の見直しのチャンスかもしれません。

安達不動産鑑定調査

〒485-0041
愛知県小牧市小牧一丁目134番地
TEL:0568-48-9072
FAX:0568-48-9073
MAIL:n.adachi@xj.commufa.jp
HP:https://adachi-chosashi.com