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冬の現地調査はチャンス!寒い季節にこそ見える“土地と建物の本当の力”
2025年11月10日
こんにちは、安達不動産鑑定調査です!
寒さが増してくる11月。鑑定評価や現地調査というと春や秋をイメージされる方が多いですが
実は冬こそ土地や建物の“本当のコンディション”が見える季節です。
今回は、鑑定士が冬の現地調査で特に注目しているポイントをお話しします。

1. 日照・通風など「環境条件」がよく分かる季節
冬は太陽高度が低く、日照時間も短いため、土地の採光条件が最も厳しくなる時期です。
鑑定評価の際には、
建物への日当たり
隣地からの影響
冬期の風向と寒さ(通風環境)
などを確認します。
この時期のデータは、**“年間を通した住環境の底”**を把握する上で非常に貴重です。

2. 建物の断熱性能・劣化状況を把握しやすい
寒い季節には、建物の性能がはっきり表れます。
現地調査では、
窓周辺の結露
外壁や開口部のひび割れ・気密性
換気・通風の状況
などを確認します。
特にRC造や古い木造住宅では、冬場に現れる劣化サインが評価上の重要な手がかりになります。

3. 土地の排水・地盤状況を確認できる
冬の時期は、雨や雪のあとに水はけの悪い土地や低地形が目立ちやすくなります。
鑑定士としては、
雨水の滞留跡
側溝や敷地境界の排水経路
霜柱による地盤の緩み
などを現地で確認。
土地の利用適性やリスク評価に役立ちます。

まとめ
冬の現地調査は、土地・建物の“厳しい季節をどう乗り切っているか”を確認する絶好の機会です。
鑑定評価においても、季節による環境変化を踏まえた判断が、より正確な価値評価につながります。
もし「冬場の土地の状態を見ておきたい」「建物の劣化が気になる」などありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
経験豊富な不動産鑑定士が、現地の状況を踏まえた実践的な評価を行います。

安達不動産鑑定調査
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